航空部の活動

 グライダーとは

 機体の紹介

 滑空場紹介
本文へスキップ

 Kumamoto University Aviation Club

航空部とはwhat's KUAc

グライダーとは

そもそもグライダーって何??
このページではグライダーとはどんなものなのかを説明したいと思います。
グライダーは日本語でいうと滑空機といい、文字通り空中を滑るように飛びます。下にある写真からも分かる通りエンジンがついていないため上空では機体が風を切る音しかしないため普通の飛行機などと比べると非常に静かです。
じゃあエンジンがないならどうやって飛ぶの?って話になりますが、グライダーを飛ばす方法として飛行機曳航とウインチ曳航という二つがあります。飛行機曳航は文字通り飛行機に引っ張ってもらって飛ぶ方法ですが、私たちはウインチ曳航で訓練を行っています。
ウインチ曳航とは、ウインチという巻き取るための機械から1kmほど伸ばした曳航用ロープの先端を機体に取り付け、ウインチでロープを高速で巻き取ることで凧揚げのような感じで離陸します。この方法で高度300〜400mのところで機体側からロープを切り離し飛行に入ります。まあ言葉で書いてもいまいちピンときませんが見てもらえば一発で分かると思います。
操縦についてですが、これは一般の旅客機などと同じでエルロン、ラダー、エレベーターの3舵を操縦桿とラダーペダルを使って操縦を行います。この3つの舵を使って機体の姿勢を制御することで速度や進行方向を決めています。
最後に計器ですが、速度計、高度計、昇降計、コンパス、HF無線機などが搭載されており(機体によってはもっと多くの計器が搭載されてます。)これらの計器の示す値と操縦席から実際に見える景色をもとにフライトを行ってます。


グライダー

出発用意

離陸

上昇中

ウインチ

操縦席(JA2403 前席)

計器(JA2403 前席)

参考) 飛行機曳航



フライトの練習について

航空部では実際にフライトを行いますが、訓練では二人乗りの機体を使用し前席に練習生、後席に経験豊富で教育証明という指導するための資格を持った教官が搭乗し、教官に後席から指導をしてもらえるので初めての人でも安心です!
また前席と後席の操縦桿はつながっており、最初は後席の教官の操作をなぞるようにして覚えていき、自分で操作が出来るようになってきたら前席の操作に対して後席の教官から修正が入るというような感じで訓練は進んでいき最終的には一人で飛べるようになることを目指しています。

最初は写真のように前席に学生、後席に教官が搭乗して操縦の練習を行います!
教官と一緒に飛んで操縦の練習を続けていき、一人で飛べるだけの技量があると教官が判断すれば写真のように一人でフライトを行うことも可能です!



prev << 航空部とは                               next >> 機体の紹介

inserted by FC2 system